エッチングについて

エッチング (etching) とは、化学薬品などの腐食作用を応用した塑形ないし表面加工の技法。使用する素材の必要部分にのみ防食処理を施し、腐食剤によって不要部分を除去することで目的形状のものを得る。 銅版による版画・印刷技法として発展してきた歴史が長いため、銅や亜鉛などの金属加工に用いられることが多いが、腐食性のあるものであれば様々な素材の塑形・表面加工に応用可能である。 金属の試験片を腐食液(ナイタールなど)によって表面を腐食することで、金属の組織を観察及び検査などに用いられている。
「エッチング」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』

ガラスエッチングについて

ガラスエッチング(glass etching)とは、ガラスの表面に型紙などで保護部分をつくり、それ以外の部分を硫酸などの薬品などを用いて腐食させることによって装飾するエッチングやガラス工芸の技法の1つ。版画のエッチングなどど同様。 古来からの歴史のある技術であり、アールヌーボーの代表的なガラス作家・工場を行なったエミール・ガレやドーム兄弟の装飾技法の1つとしても知られる。 通常はフッ酸(フッ化水素酸と硫酸の混合液)を腐食液として使用するが、最近では、薬品の危険性から専用のエッチングクリームも用いられている。 近年は工業的に開発された砂の吹きつけによる装飾工法サンドブラストをガラスに応用したものもガラスエッチングと呼称されていて、販売・教室などが行なわれている。 現在市場で出回るエッチング加工のガラスは、サンドブラストによりガラスを削った後に、加工面の仕上げとして酸による腐食加工(酸洗い)、もしくはコーティング剤加工が施されたものがほとんどであり、安全面や加工精度、生産性などから多くのガラス工房や工芸家に支持されている。
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